きんぴら通信。2010年10月号

  • 『食と暮らしの安全から』 by店長
    このところ食品と暮らしの安全を読んでいませんでした。視力が落ちて文字を追う事が億劫になったという事と、やるべき事やらなければならない事に追われているという事もあります。久しぶりに老眼鏡を掛けて最新号を開いてみた。毎日の食事が命と健康をつないでいるのは確かですが、なかなかその事を気にとめながら毎回食事をしているのかというとそうでもない人がほとんどのような気がします。
    加工食品の中に入っている着色だの保存料や香料・その他もろもろの添加物が体を壊している事に気を使っていましたが、この数年この雑誌を読んでいると一番恐ろしいのはミネラル不足の食品ではないのだろうかという思いにもなります。今回はスーパーで無料にいただける水(純水)を使うようになって、ミネラル不足を起こしていてアトピー性皮膚炎がなかなか良くならなくなっていた話、間違っている情報として産婦人科で薦めている粉ミルクは純水で溶きましょうというのがあること。オフィスの宅配純水やミネラル配合純水も微量ミネラルを欠乏させている事など。純水を使うよりも水道水のほうがまだましであること、水道水よりも化学物を取り除くけれども、小さなミネラル分は通す浄水器を使った水(ミネラル水・自然水)をということであろう。水に含まれるミネラルも大切だが、食事に含まれているミネラルに気をつけないと病気は治らない。人工調味料を使った物ではなくて煮干・昆布・干ししいたけ・鰹節などのだしをしっかり毎日取れる食事を大勢の人が取るようになってほしいと思った。
    それと日本のもやしのほとんどが中国の緑豆を使っているのだが、あと数年で輸入できなくなるだろうとのことだった。今年中国では緑豆が大豊作だったにもかかわらず値上げとなった。一番の理由は輸入量の減少で、大きな流れとして貧困農民はお金にならない農業から離れていること、その一方で大儲けが出来る農家があり、食の自給という面から商売としての農業が発展してきているというのだ。1995年には海外からトウモロコシを数万トン買い付けたのを皮切りに、2012年には1200万トンを超える見込みとなっているという。中国はいまや農業大国から、農産物の大輸入国に変わりつつあるそうだ。食材を中国からの輸入に頼っていられる日本もそう長くはないようだ。
  • 『旅する秋』 by KURA
    信州DCってのが始まったようですね。陽射しも柔らかくなり、旅をするにはとても良い季節でしょう。
    1年ほど前、私はドイツで生活しながらヨーロッパのあちこちを旅していました。電車に揺られているうちにいつのまにか国境を越え、異なる言語が目につくようになります。ベルギーなんかは一国内で三ヶ国語を話すので、さらに英語も加わり四ヶ国語の車内アナウンスが流れたりします。1人の車掌さんが通しで喋るんです!
    オランダで道に迷い、自転車のおばちゃんに片言の英語で話し掛けると、自転車の後ろに乗っけて目的地へ連れていってくれました。ドイツで大きい荷物を引きずっていると、近くにいる人がさりげなく手伝ってくれることが度々ありました。こんな優しさ、忘れられません。
    信州を訪れる方にも良い旅をして、信州を好きになってもらいたいですね。
  • 『麦播き』 by葉
    ここ一週間ほどの間、麦の播種作業に追われていました。
    通常、関東地方では11月に入ってから播種するのですが、寒さの厳しい北海道などの地域では、冬の前にある程度まで麦を成長させておく必要があり、9月の中旬ごろに播種作業を行っているという事です。当然、早く播種すれば、それだけ早く麦も大きくなるわけで、毎年、梅雨の時期と被ってしまう収穫時期を早める事が出来れば……、こんなに嬉しいことはありません。。ということで、去年に引き続き、ライ麦、南部小麦、スペルト小麦、黒小麦の種を早々と播いてしまうことにしました。
    黒小麦は、まだ二年目ということで、量が少ないものなのですが、今年収穫したものを全て播種にまわしたので、うまくいけば来年は製品化できるかもしれません。
    一昨年、去年、と年々、少しずつ播種する時期を早めてはいますが、まだ、今のところ、六月中に収穫という一線は越えられずにいます。気紛れな天気と同じく、中々どうして、思い通りにはいかないものです。
  • 「お知らせ」
    ■ぶどう、かぼちゃ、とうもろこし収穫しました。
    ・無農薬有機、自家栽培の、ブドウ、カボチャ、とうもろこしを使用した、ぶどうぱん、ぶどうくりーむ、ぶどうらいあん、すなふきん、もろこしぱん、を販売中です。
    ■揚げパン類再登場。
    ・大分、涼しくなりましたので、お休みしていた揚げパン類を再び作り始めました。
    ■夜のクラフトマーケット
    ・来月の11日はきんぴら工房主宰の夜のクラフトマーケットがあります.詳しくはホームページかチラシをご覧下さい。夕方4時から夜8時までです。参加者も募集していますので、興味のある方はぜひ連絡を下さい。お店からシチューを50人分ほど無料で提供したします。沢山の方のご来店をお待ちしています。
    ■自家栽培、各種全粒粉販売中
    ・遂に今年も麦の収穫作業が終わり、今まで品切れになっていた南部小麦、ライ麦、スペルト麦。合計三種の荒挽き全粒粉の販売が再開されました。
    現在は、アルプス市場、CAMBIO、歯科大前のJA直売所、きんぴら工房の4箇所で購入可能です。
    また、ホームページの『きんぴら農園直売所』から通販の受け付けをしています。
    ■農事ボランティア募集中です。
    ・10月は稲の刈り取り作業を予定しています。興味のある方は是非ご連絡下さい。
    ■有機スパゲッティ LA TERRA E IL CIELOのホワイトパスタ再入荷。
    ・イタリア語で「大地と空」という意味のラ・テラ・エ・イル・チェロというアドリア海沿岸の協同組合が有機栽培、化学処理なしで、一つ一つの工程にこだわって作っているデュラム小麦のパスタです。是非一度ご賞味下さい。
    ■月末恒例夜の食堂『ラ・ピンキ』
    ・予約受付はメールかファックスでお願いいたします。予約は1週間前までにお願いします。9月の第6回は25日の土曜日です。自家栽培の夏野菜を使った料理をお出ししようと思っています。
    ※予約メールはきんぴら工房ホームページより送ってください。
    FAXは0263-53-5494です。
    ■きんぴら工房ホームページ
    ・イベント案内、パンや小麦の通信販売、農園ブログ等があります。
    http://kinpiratenntyousann.web.fc2.com/index.html


    『 イベント案内 』

    ★10月11日(月)体育の日
    夜のクラフトマーケット
    16:00〜20:00
    塩尻市 きんぴら工房
    夜の森で焚き火を囲んでのんびりします。
    ※シチューを無料で提供します。
    ★10月16日(土)17日(日)
    クラフトピクニック
    松本市 あがたの森
    芸術の秋。食欲の秋。
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