きんぴら通信。2010年9月号

  • 『秋の入り口』 by店長
    去年もこの頃から体調がおかしくなってきていて、仕事でなくて無いかしたいという思いが高じて体を壊すといった事になっている。今年はパターンが判ってきているので、そうは問屋が卸さないぞとばかりできるだけ時間が許す限り横になっている事が多い。畑や家の周りの草の中からこおろぎのコロコロコロという可愛い鳴き声が聞こえている割には中々日中の温度が下がらずに秋が近づいてこない。秋播き野菜の白菜・大根・にんじん・野沢菜とクラちゃんがその種まきをこなしており、店長はいつ種まきをしたかとカレンダーに書き入れする事をすっかり怠っている。一年というのはあっという間でそれも毎日同じことを繰り返していると頭に刺激もあまり受けずに、加齢とともに退化方向へと体も気持ちも進んでいる気がしていたが、最近は気がしているではなく確信している。とくに視力の衰えと味覚感の衰えを何とかしないとパン屋は続けられそうも無いなと55歳のこの秋は危機感を抱えているのだった。
    パンを毎週配送で購入してくれている同世代の友人からファックスが届いた。奥さんがおばあさんの介護中に背骨を傷めて2週間の入院となり、今自分がおばあさんの介護をしているという事が書かれてあった。この年代になってくると自分の親の介護という事も普通にでてくる。50過ぎから自分の体調の衰えを感じてくると同時に親の介護となる。仕方のない事ではあるが、これを上手くこなすかこなさないかは重大な問題なのである。
    季節の中で草木がこれから実をつけて枯れていく秋の姿は綺麗でもありありがたくもあり、美しく寂しい。人生の中で今が秋なのかもしれない。
  • 『食べ物って大切』 by KURA
    先日、スーパーで納豆ひとつ買うのにものすごく悩んでしまいました。“国産大豆使用”と謳っているものが目につき、いつもの×××納豆を買おうとして表示を見るとアメリカ産‥。やっぱり国産が安心!と思えば、中には“限定・無農薬栽培”なんてのもあり、また悩む‥。
    結局、国産大豆使用の価格高めのものを買いました。高いものが良い物、と錯覚しやすいですよね‥。
    全部、とはいかないまでも、自分や家族が食べるものはなるべく自分の手で作っていきたいものです。日々、口にする食品で身体がつくられるのだから。
  • 『図書館』 by葉
    7月29日に塩尻市市民交流センター、通称えんぱーくがオープンしました。
    前々からハコモノ、ハコモノと一部で騒がれていて、そんなに酷いのかと興味があったこと。また、何より自身が本を読むのが好きという理由から、早速原付に乗ってふらふらと出かけて見ることにしました。自分がまず一番最初に戸惑ったのは、駐輪場の場所でした。
    正面玄関側に駐車場、もとい駐輪場があるものとばかり思い込んでいたのですが、そういったものがぱっと見当たらなかったのです。よくよく見てみると駐輪場らしきスペースは向かって左側に確認出来ましたが、道路からバイクが入っていくには、少しばかり、いや、かなり手間取るように思えます。
    うーん、他にもっと停めやすいところはないだろうか?
    周りをぐるりと回っていくと丁度裏側、正面玄関の反対側に道路に面した駐輪スペースが用意されているのを発見しました。
    ただ、道路と駐輪所の間の段差が何故か不自然なほどにあったため、自転車はともかく、原付の場合は乗り越える際に割と力が必要で、車体の腹を擦りそう
    になるなど、かなり厄介な思いをしました。
    しかも裏側にはセンターへの出入り口が無かった。
    まあ、少し歩けばいいだけなんですが。
    建物を更に回りこむ形で歩いていき、ようやく入り口に辿り着きました。ここまでわりと、なんかあんまり使い勝手が良くないなあ、という印象を受けていたので果たして中がどうなっているのか結構不安に思いましたが、内側は心配していたほど酷いことは特に無く、全体的に広くなって、貸出資料の数や種類も以前より充実していました。よかった。
    所々に多少の不便を感じはしても、慣れればそんなに大したことでもないかといった具合です。まあ、ガラス張りはどう考えても暖房費の無駄遣いだと思いましたが。
    ……本が日焼けするような場所までガラス張りにしてどうするつもりなんでしょう。
    そんな感じでいくつか目当ての本を借りて、外に出てから気づきました。
    ん?あれ??ここ駐車場じゃん!
    看板等が小さくて、道路からの入り口が非常に分かりにくいのですが、一応えんぱーくにも道路に面した駐車場があったのでした。
    そして、そこからなら正面にある駐輪場へも乗り入れることが可能という、そんなつくりになっていたのでした。
    そんな、あの苦労は一体なんだったというのか……。
    結論として。えんぱーく、慣れれば使い勝手はそんなに悪くないと思います。
    ただ少し、自分のようなうっかり人間の場合は、慣れるまでが大変そうです。
  • 「お知らせ」
    ■夜のクラフトマーケット
    ・来月の11日はきんぴら工房主宰の夜のクラフトマーケットがあります.詳しくはホームページかチラシをご覧下さい。夕方4時から夜8時までです。参加者も募集していますので、興味のある方はぜひ連絡を下さい。お店からシチューを50人分ほど無料で提供したします。沢山の方のご来店をお待ちしています。
    ■自家栽培、各種全粒粉販売中
    ・遂に今年も麦の収穫作業が終わり、今まで品切れになっていた南部小麦、ライ麦、スペルト麦。合計三種の荒挽き全粒粉の販売が再開されました。
    現在は、アルプス市場、CAMBIO、歯科大前のJA直売所、きんぴら工房の4箇所で購入可能です。
    また、ホームページの『きんぴら農園直売所』から通販の受け付けをしています。
    ■農事ボランティア募集中です。
    ・10月頃に麦の播種作業や、稲の刈り取り作業を予定しています。興味のある方は是非ご連絡下さい。
    ■有機スパゲッティ LA TERRA E IL CIELOのホワイトパスタ再入荷。
    ・イタリア語で「大地と空」という意味のラ・テラ・エ・イル・チェロというアドリア海沿岸の協同組合が有機栽培、化学処理なしで、一つ一つの工程にこだわって作っているデュラム小麦のパスタです。是非一度ご賞味下さい。
    ■月末恒例夜の食堂『ラ・ピンキ』
    ・予約受付はメールかファックスでお願いいたします。予約は1週間前までにお願いします。9月の第6回は25日の土曜日です。自家栽培の夏野菜を使った料理をお出ししようと思っています。
    ※予約メールはきんぴら工房ホームページより送ってください。
    FAXは0263-53-5494です。
    ■きんぴら工房ホームページ
    ・イベント案内、パンや小麦の通信販売、農園ブログ等があります。
    http://kinpiratenntyousann.web.fc2.com/index.html


    『 イベント案内 』

    ★10月11日(月)体育の日
    夜のクラフトマーケット
    16:00〜20:00
    塩尻市 きんぴら工房
    夜の森で焚き火を囲んでのんびりします。
    ※シチューを無料で提供します。
    ★10月16日(土)17日(日)
    クラフトピクニック
    松本市 あがたの森
    芸術の秋。食欲の秋。秋は新しい事を始めるにはもってこいの季節ですよね。ワークショップ主体のこのお祭りで、何か新しいものに触れてみては如何でしょう。
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