きんぴら通信。2012年6月号

  • 『ドジョウのおっさんはやっぱり国民無視の筋金入りの政治家屋さんだったか』 by店長
    マスコミではどうか知らないが、日本の首相になる前からこのおっさんの評判は悪かった。
    それは原発推進派の政治家だったからだ。
    あれだけ多くの被害を出したというか、これから先何世代にもわたって被害を広げ続けるだろうと予想される原発事故を引き起こしながら、推進派と言われていた電力会社・マスコミ・政治家・行政・専門家と言われている大学教授・その他もろもろの者達は反省どころかまた同じ事を繰り返そうとあからさまに企てている。
    あのドジョウのおっさんは自分では日本国民のトップの代表者だと思い込んでいるようだが、とんでもない。
    私達市民は投票によってしか政治に意見の表明が出来ない。
    上げられた公約を実行してもらうために投票したのに、それによって与党になり得たのに、肝心の公約は全く果たさず、正反対の政策をいかにも国民の為などと口にして命までかけるなどと、呆れ返るにも程がある。
    口先だけならなんとでも言える。
    マスコミのアンケートでは7割以上、市民による野外アンケートでは8割以上の人が原発廃止を訴えている。にもかかわらずまたまた国民のために安全性がしっかりと確認できていない原発を動かすととぼけたことを言い出した。
    この日現地の福井の新聞では大飯原発の下に地表のずれを起こしている危険な断層が見つかったので、調べる必要があるという地質専門家の意見が出されていた。
    推進派である原発村の皆さんは相も変わらず安全というものは自分達の権力と金でマスコミを操り作るものだと勘違いしていて、これから先も事実を隠し封じることが出来ると思っているようだ。
    それにしてもこの国はとことん腐ってしまっている。
    えらく立派なリーフレットを用意して、貴方だけが選ばれましたからと言う詐欺と、世の為、人の為、国民の為と宣うドジョウのおっさんはそんなに変わりはなさそうだ。
    こんなに世論を無視して突っ走る大将にはもう呆れ返るばかりの店長なのだ。
    このおかしなおっさんを止めようとするまともな倫理観を持った大物政治家はいないのかい。
    皆さんほんとにグルばっかりかい?

    インターネットでご覧頂きたい動画映像があります。「福島の嘘」というドイツZDFテレビで作られたドキュメンタリーです。
    http://www.youtube.com/watch?v=4Z38NR0mn_M
  • 『レッツ所得補償A』 by葉
    〜前回のあらすじ。
    市から届いた緑の封筒。中身は戸別所得補償のお知らせ。
    ざっと眺めてみたところ、うちの小麦に対しても補償金が出るという。
    これはしたり!早速申請しに行こう!
    と、のうてんきに喜んで松本地域センターに話を聞きに行ったのだけれど……。
    「交付金の対象とする作物は全て、品質と数量の検査を受けていただく必要があります」
    やはり、そう簡単にコトは進まない。
    「塩尻のJAさんでも等級検査をやってますので、前もって相談されることをおすすめします」
    詳しい話を聞けば聞くほど、次の問題が増えていく……。
    とか、ぼやいてもしょうがない。
    急がば回れ。センターを出たその足で、そのまま今度は塩尻のJAへと検査の相談に向かうことにした。
    駐車していた軽トラに乗り、もと来た道を引き返す。
    うーんしかし、盲点だった。一部だけでなく、全量検査か……。
    1500キロだったとすると、30kgで50袋。
    収穫量にもよるだろうけど、全部一度に運ぶとなると、かなり骨が折れそうだ。
    30分後、歯科大前のJAに到着。
    早速、直売所の隣にある農業資材の販売所を訪問してみる。
    「すみません、こちらで小麦の等級検査を受け付けていると聞いたんですけど……」
    「ああ、等級検査ね……。ん?ちょっと、待って?大麦じゃなくて小麦なの?」
    「はい、小麦です」
    「おーい、小麦の等級検査ってやっていたっけか?」
    「やってねえんじゃねえかい?大麦はやってるけども、小麦は資格がなかったような……」
    「え?」
    なんだか話が違う?
    「小麦は受けて貰えないんですか?」
    「うん、うちでは無理だなあ」
    「あー悪いね、確か松本の方は小麦もやってたと思うから、そっちの方へ行ってくれるかな?」
    「…………はぁ、わかりました」
    軽く頭を振りながらJAの受付を後にする。
    なんてこと。
    松本じゃないと検査できない?
    塩尻まで来たのにまた松本に引き返すのか?
    いや、というか、検査を受ける50袋も松本まで運び込まなきゃならないってコト?
    ……うまくいかないもんだなあ。
    しかし、まあまあしょうがない。
    再び軽トラに乗り込んで、再び松本へと向かう。
    南松本一丁目。JA松本ハイランド。
    松本地域センターも大概見つけ難かったけど、こちらも相当ややこしい。
    ガード下を潜った直後、細い道を曲がって入る。
    駅の近くで、建物自体も大きいのに、知らないとまず辿り着けない。
    どうして農関係の施設というのはこんなに隠れ忍んでいるのか。
    秘密結社じみている。農業振興は仮の姿で、実はひそかに世界征服でも企んでいるのだろうか?
    なんてバカなことを考えながら薄いガラスの扉を開く。
    「しつれいします」
    「…………」
    「…………」
    反応がない。対応がない。
    完全に無視されている。
    来客があったにも関わらず、各自が作業を続けている。
    うーん、さすがは秘密結社だ。
    一般市民に容赦ない。
    「……えーと、すみません」
    「はい?」
    突っ立っていても仕方がない。
    扉の脇でお喋りしていたおばさん二人に話しかける。
    「小麦の等級検査について話を聞きに来たんですけど……」
    「あら、そうですか、少々お待ちくださいね」
    片一方のおばさんがパタパタと奥へかけていく。
    「……………………」
    案山子立ちのまま五分ほど待つ。
    「やあ、すいませんね、お待たせしました」
    奥から出てきた貫禄のついた職員さんに、テーブルと椅子を勧められる。
    「エー、本日は小麦の等級検査のお話ということでしたか……」
    「ええ、はい、そうです」
    手元の資料を机に広げて、これまでの経緯を説明する。
    「ハハァ成る程。それで、ウチで小麦の等級検査を受けたいと……。フム、しかし、塩尻のJAさんで検査された方が何かと都合が良くはないですか?」
    「いえ、そうしたいのは山々なんですが、塩尻の方では小麦の検査は受け付けていないと言われまして」
    「ンン?おかしいな……、確か塩尻でも小麦の検査は出来る筈だと思ったけどな……ウーン」
    「え?」
    「いや、まあ別にいいでしょう。でしたらこちらで対応しますよ」
    「ありがとうございます。そしたら塩尻から一番近い検査場を教えて頂いても良いですか?」
    「ええ、しかしその前に……、検査袋は既に準備されていますか?」
    「え?検査袋?」
    「はい、そうです検査袋です。等級検査を受けるためには、規格を満たした専用の検査袋を購入して頂かなくてはならないんですよ」

    新たな問題発生!一難去ってまた一難。
    果たしてきんぴら工房は等級検査を無事受けることが出来るのか!?
    〜つづく〜
  • 「お知らせ」
    ★読書紹介
    <今月の一冊>
    ※イベントと田植えに時間を取られてしまったため、今月はお休みします。

    ★今月のきんぴらパン。
    密かに改良……『したーれん』
    ・今回紹介するのは「したーれん」
    このコーナーにふさわしく名前からは判読不能な、渦巻き型の地味なパン。
    しかし中身は実に華やか。きんぴら工房で唯一バターを練りこんでいる、クロワッサン風のパン生地です。
    更に、独特の香ばしさを出すために、ゴマ、大豆の炒り粉をどさりと中に加えています。
    特に告知はしていませんけど、去年は大豆がよく採れたので、最近になって大豆の量を三倍に増やしたりもしてます。
    固定ファンも存在しており、来店されるお客さんの中には、これしか買って行かない方も。
    密かに改良、密かに人気。
    しかし売れない「したーれん」
    何故だ……。
    やっぱり見た目が地味過ぎるから?
    広告不足ということですか?
    せちがらい。
    今度目にしたら、密かに買って見てください。
    意外と美味しいパンですから。
    あ、そうだ。食べる前にトースターで焼きなおすのをお忘れなく!
    少々面倒くさいですけど、このひと手間で生まれ変わります。

    ★ポイントカード再開します。
    ・震災後お休みしていた、きんぴら工房ポイントカードを再開したいと思います。パンと違ってカードは賞味期限がないので、過去に作ったカードもそのまま問題なくお使いいただけます。

    ★きんぴら農園で取れたはぜ掛け米。
    今年はまだ在庫があります。
    5キロ2500円と10キロ5000円で販売している献上米キンピカリですが、昨年収穫量が半分となってしまったので、販売を自粛しておりました。
    今年の秋に新米が採れることを考えると、昨年収穫した米を100キロくらい販売してもよさそうな具合であります。
    献上米キンピカリは、コシヒカリの種を7年間自家採種し、同じ場所で作ったものです。
    もちろん化学肥料と農薬は使っていません。
    昨年は水持ちが悪い田になってしまい、冷たい水がいつも流れていたせいで、手前と奥との生育の差が非常に開いてしまいました。
    そのため、粒の小さいものが多く混じっており、味の方も収穫袋によって違いが出てしまっています。
    以上のことを承知した上で、注文下さると幸いです。
    自分としては十分美味しいお米だと思っております。

    ★自家栽培の小麦粉を取り扱ってくれる方募集中。
    ・南部小麦、ライ麦、黒小麦、スペルト麦の全粒粉。最低仕入れ3キロから対応可能。
    卸価格は定価の三割引です。
    メール:zouridaisuki@hotmail.co.jp
    FAX:0263-53-5494

    ★ホームページもございます。
    ・パンや小麦の通信販売、きんぴら通信バックナンバー、店長ブログや、原発関連情報など、様々な要素てんこもりです。
    自家栽培と天然酵母 農園パン屋きんぴら工房
    http://kinpira.zouri.jp/
    ※旧ホームページの頭からもとべます。

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