きんぴら通信。2013年11月号

  • 『季節労働の苦悩ですか』 by店長
    きんぴら農園の最大の仕事と言ったらやはり麦作りだと思うのですが、今年はいけません。
    10月早々に始めた播種作業ですが、11月の半ばを迎えようとしている現時点でも種まきが終わっていないのです。
    体調が悪かったでもなく、時間がなかったでもなく、勿論やる気がなかった訳でもないのでありますが、どうにも作業が進まなかったのです。
    原因ははっきりしています。
    10月に入ってからたて続きに到来した台風とその後の3日おきの雨のせいなのです。
    広い畑なので手で筋蒔きということはせずに手押し式の種まき機を使っています。その機械を使うには雑草も土にすきこんで綺麗に平らに耕起しないと使えないのです。だから3日続きの好天がないときれいな耕起作業はできません。それからタイヤが付いているのですが、地面が乾燥していないと泥がタイヤにくっついて動かなくなってしまいます。
    10月に入ってから自宅裏に出来た水たまりが消えないのであります。いかに雨が多いのかがわかります。
    そんな天気の中稲や蕎麦や大豆の収穫時期を迎えて刈り取り収穫脱穀とやっているのです。
    湿った穀類ほどたちの悪いものはありません。機械乾燥させる人はあまり関係ないかもしれませんが、うちは皆天日干しなので、収穫後ハウスの乾燥だなに一度乗せてしっかり乾燥させられるので、まだいい方かもしれませんが、乾燥ハウスのない人は今年は農協に頼んで機械乾燥させるしか無いでしょうね。
    そんな今年の秋の麦作業は雨続きのお天気で遅れに遅れて困っている店長なのであります。

    さて、今年のきんぴら農園の自然農はぜかけ米ですが、11月の8日に脱穀作業が済み600キロほど販売できる見込みとなりました。
    昨年に続き味も上々です。今年は霜が降りてからの刈り取りとなり、甘みも多いのではないかと思っています。
    1キロ700円で10キロ入り7000円での販売となります。尚今年から年間120キロ予約も4件分用意致しました。年間予約の値段は10キロ入り6000円となります。
    玄米・白米(胚芽の残る7歩突きも出来ます)
    電話応対が困難なため、メール、ファックスにて、問い合わせ、ご注文頂きたいと思います。
  • 『やさしい自転車』 by葉
    もともと、折り畳みが欲しかった。
    いきなり何の話かと言うと、
    先日同様、自転車の話。
    今年の8月、三ヶ月前に、ロードバイクを購入してから、乗鞍、木崎湖、高ボッチなど、近所を徘徊しているこの頃。
    ――なんだか、加速がスムーズだ。
    ――ああ、追い風が吹いているのか。
    ――ううん、いつもより疲れるな?
    ――おっと、僅かに坂になっている。
    徒歩や車じゃ、気が付かないこと。
    身体全部を使う運転は、なかなかどうして心地よく、カロリーを多く消費するので、ご飯も美味しく食べられる。
    双輪万歳、言う事なし!……だが、
    ちょっと、最近、思う事もある。
    自転車乗りであるならば、
    誰もが一度は考えること。
    それは、違う種類の自転車を手に入れたいという欲求だ。
    具体的には街乗り用。普段の買い物等にも使える、気兼ねの要らない自転車が欲しい。
    「今あるロードバイクじゃ駄目なの?」
    とか言う意見が聞こえそうですが、
    自分の中の答えとしては、
    「駄目ではないけど、冒険だなあ」
    と、かなりの不安を感じてしまう。
    それは盗難の危険があるから。
    複数人で走る場合は、気軽にコンビニにも寄れますが、普段、単独で走る場合は、目が離れるのでホントに心配。
    鍵を二重に掛けていようと、
    気になって、ロクに用事が足せない。
    心配性だと言う事無かれ。
    自転車の盗難は、最も身近で日常的。
    人の目がある駅前でさえ、
    普通に起こる気軽な犯罪。
    ホームセンターのママチャリならば、盗られたところで怒るだけですが、十数万のロードバイクだと、放心、悲哀が半端じゃないです。
    諦めなんか付けようがない。
    泣き寝入りする他に術がない。
    実際、鍵を二重に掛けても、盗られた人間が数限りなくいる以上、ロードバイクの普段使いは、リスクが高くて正直無理です。
    ……と、ここまでのような理由から、ロードバイクが好きな人でも、レースや、普段の練習以外は、廉価なクロスバイクに乗って出掛けるといったスタイルが、どうも定着しているご様子。
    二台目の自転車に何を選ぶか?
    もともと、ママチャリ、クロスバイク、ロードバイクといった順序で、購入していく人が多いので、
    クロスバイクと使い分けるのは、極々、自然な流れなのだけど……。
    自分のように、一段飛ばしで、ロードを買ってしまった人間は、ちょっと厄介な念に捕らわれる。
    素直に行くなら、順当通りに、クロスバイクを買うのがセオリー。
    しかし、言っちゃあ何だけど、クロスバイクのイメージは、ロードバイクの劣化版。
    どうせ、新しい自転車を買うなら、当り障りない凡用品より、ちょっと尖った特化品が良い。
    そんな想いがフツフツ湧いて、
    辿り着いたのが折り畳み。
    折り畳みなら鍵がなくても、
    持ち運べるから盗難されない。
    小さく畳んだ状態ならば、
    まとめて二重ロックも簡単。
    コンビニ、食堂、寄り道放題。
    ストレスフリーで散策が出来る。
    走行性能は劣るけれども、
    それはそこまで問題ない。
    速さを優先するんだったら、
    ロードバイクに乗ればいいだけ。
    むしろ、真逆のスタイルのほうが、使い分けるという点では良い。
    何より一番、魅力的なのは、
    手軽に輪行できること。
    電車やバスといった乗り物。
    公共交通機関サービスを、手軽に利用出来るというのは、限りないほどのメリットがある。
    行きは自転車、帰りは電車。
    往復する必要が無いから、
    より遠い場所へ日帰り出来る。
    突然の降雨、故障、怪我など、何かトラブルがあった際にも、バスに乗れるというそれだけで、心理的な負担は大減り。
    もちろん、折り畳みじゃあなくても、
    クロスバイクでも、輪行は出来る。
    ただし、重いし、嵩張るし、手間も時間も、余分に掛かる。
    大きな袋も携帯するし、接触による傷もつく。
    折り畳み自転車の良い所は、
    ストレスを減らすこと。ハードルを下げること。
    変形するということもあり、イロモノ的なイメージが付き纏っている折り畳みだけど、
    そういう意味では、実は、一番、初心者向きの自転車なのかも。
    話が意外と長くなったので、
    今月はここで一旦切ります。
    次回は、折り畳み自転車のメーカー、
    種類について書く予定。
    ではまた。
    《つづく》
  • 「お知らせ」
    ★次回の東京朝市。
    11月17日(日)東京都、代々木公園。
    NHKホール脇のケヤキ通りにて。

    ★東京都内の卸先。
    毎週水曜午前着で、調布仙川の食糧品店『納々屋』さんに、パンを卸しています。
    欲しいパンの個人予約も可能。
    通販と違い、こちらは送料が掛かりませんので、お近くの方はオススメです。

    ★新規の卸先を募集いたします。
    パンの製造量に余裕が出来ましたので、新規の卸販売先を募集致します。
    電話は不在で出られない事が多いため、詳しい内容、問い合わせなどは、下記のメールアドレス宛にご連絡頂けると助かります。

    ★きんぴら農園ボランティアご案内。
    手伝い、ボランティアしたい方は、メールでお気軽にご連絡下さい。
    作業の内容や進み具合は、店長農園ブログをご覧ください。

    ★第4回、パン講習会開催。
    12月4日(水)午前10時〜
    参加費1500円(※材料代込み)
    うちのパンを取り扱ってもらっている、
    岡谷市のオーガニックマーケット、
    CAMBIOさんで、パン講習会を開催します。
    月に一度の予約制なので、参加希望の方はお早めにお問い合わせ下さい。今回はバターロールを作ります。

    前号へ
    次号へ