きんぴら通信。2014年1月号

  • 『スタートラインは去年にあった』 by店長
    毎年新年を迎えると新たな気持ちで再スタートラインに立つことになる。
    演出として初詣に出かけたり神棚に手を合わせたり初日の出を見に行くのだが、今年はどうしても昨年の続きといった感から逃れられないでいる。
    例年だと家族揃って掃除場所の分担を決めて大晦日の夕食間際までかけて掃除をすることになるのだが、今年は土蔵や家周りの片付け作業がとにかく大変だったのに加えて、年末から息子達ふたり共に深夜アルバイトに出かけてしまっていて、新年を迎えるための昼間の掃除や片付けは克子さんと二人で行うこととなった。
    25日から年末年始のお休みをいただいていたが、そのほとんどの時間はそんな片付け作業で終わってしまっていた。
    年を越えての今現在も竹藪や栗林の間伐伐採と5年間溜まりに溜まったその枝の片付けもすべて終わらずにいる。これを終わらさない事にはなんだか新しいスタートに立っているという感じになれないでいるという訳だ。
    本日9日となっているのだが、気持ちがどうであれ時間は容赦なく過ぎていくわけで、新年のスタートから既に9日経ってしまったということで理解している。
    夜の年賀状書きも後半戦となっているが、字数が多いせいか1日、3から5が良いところでなかなか終わりに近づけないでいる。
    なんにせよ仕事は正確で早いが良い事は分かってはいるが、今年も出来る事を出来る事からコツコツと一つ一つこなして暮らして行くしかないかと思っている。
    決してめんどくさいとか嫌だなとは思わずにだ。
    むしろどうやったら楽しめるか、どこまでやったら達成感を味わえるものかと自分に問い続けてやりたいものだ。
    さて今年も本当に危ない政権のおかげで原発問題も若者達の雇用問題もそして平和問題も自分が願っている方向とは真逆とも思える方向へサッサカ動いてしまいそうで不安ばかりの日本の行く末を感じてしまっている。
    昨年の暮れに本当に二十数年ぶりにデモとやらに参加してきた。秘密保護法案反対の塩尻市内でのデモだった。
    このデモに参加する事によって法案が通らなくなるだろうという事は全く考えてはいないが、連日国会の周りを取り囲んで抗議の意思をぶつけている多くの市民に俺もそう思っているんだと少しでも寄り添いたいと思ったからだった。
    市民の自由と民主を少しでも壊して政権や国に都合のいい方向へもって行く政党ならば、自由民主党などと言わないで、国を動かしていると思われる権力者のための国民党とでも改名して欲しいものだ。
    地球が環境の事をこれだけ気にする時代となったのならば、各国の人々の意識も国レベルから地球レベルになって欲しいと思う。
    だから日本国民である前に地球市民の立場で政治を考え勧めて欲しい。票を入れて欲しい。
    武器による積極的な平和などというのは時代遅れだと思うのだが、こういう事を言うと現実的でないとか、幼稚だとか言われそうだが平和とは他よりも多くの富を手にすることではなく、綺麗な景色や空気の中で生きがいを持って働き、子を育てられる美しい土地を目の前にする事に違いないと思っている。
    今年もきんぴら工房と、ともに宜しくお願い致します。
  • 『しびれる本棚』 by葉
    明けましておめでとう御座います。
    年を越しまして、心機一転。
    パンを焼くのは変わりませんけど、今年もよろしくお願いします。
    さてさて。昨年の後半は、殆ど、自転車の話しかしていなかったような気がするので、本年、最初の通信は、逆の方面、インドアな、本の話をしようかと思います。
    三度の飯より本がウマい!
    とか、間違っても言明するような人間じゃないですけど、それでもそれなり、人並み程度には、活字に親しむようにはしてます。
    具体的には、週に4、5冊。
    図書館を覗き見てる感じです。
    最近、手に取った本といったら……。
    ……年末年始は、郵便局で年賀のバイトに勤しんでたので、あんまり、消化出来ませんでしたが……。
    「邪悪な虫」とか、「バイシクルクラブ」、「小説野生時代」とかを読みました。
    邪悪な虫は、世界中の迷惑な虫を紹介した本で、バイシクルクラブは、自転車の月刊雑誌で、小説野生時代は、まあ、小説野生時代ですね。はい。
    三冊のうち、二冊が雑誌。
    普段は、あんまり決まった雑誌とか読まない方なんですけど、今回はたまたま、気になった本が、雑誌だったということです。
    自分の場合は、元々、余程、気に入らない限り、本を買うということがなくて、本を読みたいなあと思ったら、たいてい、地元の図書館へ行って、その場で借りて用を足します。
    予め、借りたい本を決めていることは、どちらかといえば稀な方で、一番最初に、新着コーナー。続いて、返却コーナーを覗き、読みたい本を探すのが常です。
    勿論、効率的ではないし、手間も若干掛かります。
    けど、その分、ジャンルに縛られず、広い分野のタイトルを目にする機会がぐんと増すので、自分の興味が向いていなかった、新しい本も開拓出来ます。
    特に、返却コーナーなんかは、誰かが必要だと思い、借りた本しか並ばないので、ある意味、厳選された逸品。
    ベストセラーから、古いものまで、面白い本がたくさんあります。
    公共の場所であるものの、非常に、個人が現れる部分。他人の部屋の本棚を物色しているかのような、背徳的かつ、非日常的な、交遊ができるかなと思います。
    話が、随分それてしまいました。
    バイシクルクラブは、自転車繋がりから。
    小説野生時代は、米澤穂信の新作が載っていたので、今回、選んで手に取りました。
    邪悪な虫に関しては、もう完全に、タイトル買いです。
    いや、まあ、実際、買ってないですが。
    挑発的な題名といい、表紙のイモリじみた配色といい、無難な昆虫図鑑達とは、一線を画す、奇抜なデザイン。
    結果から言うと、これが大当たり。
    内容もすごく面白く、その日のうちに一気読み。
    嫌味にならない程度のユーモア、精緻なイラストを挟み込みながら、有名、無名の虫たちの、生態について記述されてます。
    中でも興味深かったのが、本の中盤、ミミズの項目。
    確かに見た目はグロいですけど、基本的には益虫として、認知されている農家の友だち。
    しかし、米国、アラバマ州では、森林破壊の元凶だという……。
    これは、いったい、どういうことなのか?
    答えが気になるそこの貴方は、今すぐ、最寄りの大型書店……。
    ……もいいけど、図書館へとレッツゴー。
  • 「お知らせ」
    ★次回の東京出店。
    1月11日(土)、18日(土)の二日間、
    青山国連大学前広場にて行われる、ファーマーズマーケットに参加します。
    ※東京朝市(代々木公園)は、用事のため、お休みするので、宜しくお願い致します。

    ★東京都内の卸先。
    毎週水曜午前着で、調布仙川の食糧品店『納々屋』さんに、パンを卸しています。
    欲しいパンの個人予約も可能。
    通販と違い、こちらは送料が掛かりませんので、お近くの方はオススメです。

    ★新規の卸先を募集しております。
    パンの製造量に余裕が出来ましたので、新規の卸販売先を募集致します。
    電話は不在で出られない事が多いため、詳しい内容、問い合わせなどは、下記のメールアドレス宛にご連絡頂けると助かります。

    ★きんぴら農園ボランティアご案内。
    手伝い、ボランティアしたい方は、メールでお気軽にご連絡下さい。
    作業の内容や進み具合は、店長農園ブログをご覧ください。

    ★第5回、パン講習会開催。
    1月15日(水)午前10時〜
    参加費1500円(※材料代込み)
    うちのパンを取り扱ってもらっている、
    岡谷市のオーガニックマーケット、
    CAMBIOさんで、パン講習会を開催します。
    月に一度の予約制なので、参加希望の方はお早めにお問い合わせ下さい。

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